
平成31年3月5日(火)10時から、本校体育館で、平成30年度卒業証書授与式が挙行されました。香川県教育委員会から来賓をお迎えし、全日制課程商業科238名、情報数理科34名、英語実務科40名、定時制課程商業科9名の総数321名に、梶正司校長から卒業証書が授与されました。
高商同窓会紫雲会の東京支部から、北條勇支部長と大阪支部の北畠 昭二支部長が、恒例とは言いながら遠路来高頂きました。昨日は、卒業生に紫雲会入会の説明と、東京支部大阪支部の存在と役割の説明もあったようです。そのため北條勇支部長は、日曜日の東京マラソンのボランティアを終えて、夜行で高松入りしたそうです。感謝に堪えません。
1900年に「高松市立高松商業学校」が開校以来、卒業生総数は35,625名。校長室隣室には、高松市立時代の初代校長から、県立初代校長の顔写真も掲載しています。既に、創学120周年に向けての準備も進んでいます。いろいろ準備が進んでいますが、まずは選抜大会の応援です。募金も着々と進んでいて、漏れ聞いた話しでは、優勝戦までの資金は獲得できたようです。
募金はまだまだ続いています。これからが、次へのステップです。私立高校の野球部が活躍する中で、県立高校はハードルが高い。私立高校は授業料無料、野球道具も学校提供で、高商のように部費が1ヶ月1.1万円で別に遠征費ユニフォーム代とか、いろいろ係っているのが昨今の現状です。
われわれ卒業生に出来ることは、出来るだけ金銭的負担から解放してやることだけです。同窓会紫雲会員のみなさま、更なる協力をお願いします。
3月2日(金)10時から、北体育館において標題の授与式が、香川県教育委員会から槙田實委員や、紫雲会東京支部北條勇支部長と紫雲会大阪支部北畠昭二支部長らをお招きし、厳粛な雰囲気の中、9:57ブラスバンドの演奏で始まりました。音楽から始まるのは、京都賞やノーベル賞など、権威ある式典の一つの手法です。なかなかの音色で、洒落ています。OBの矜恃です。
全日制商業科238名、定時制商業科6名、全日制情報数理科34名、全日制英語実務科39名の総数317名の氏名が読み上げられて、一人ひとりが「はい」と返事をして起立します。一般来賓に近いところが1組で、最初から最後まで起立を余儀なくされています。一人体調不良の女子が出て、見かねて駆け寄りました。すぐに女先生が、救護して会場を後にしました。開式から25分経過して、卒業証書授与が終わりました。
登壇して中筋政人校長先生から授与されるのは、代表者だけです。後にクラスへ帰って、担任から一人一人渡されるそうです。紫雲会中橋政彦(昭62)副会長も卒業生父兄の一人で、その後の食事会に遅れて参加しましたが、クラスで父兄も交えての盛り上がりだったようです。余談ですが中橋政彦(夫)さんと昼食を共にして、夜は中橋恵美子(妻)さんと並んで食事をしました。
高松商業高校は、明治36年に開学し、今日までに115年の月日が流れています。卒業生数は、35,304名と発表されています。中筋政人校長は今年が最後になりますが、校長式辞は9分でした。しかし卒業生総代伊賀龍太郎君の答辞は、思いのこもった10分でした。サッカー部主将としての苦悩と、喜びが文章に込められていました。
就職も進学もできる高商、文武両道を突き進む後輩たちに、幸多かれと祈る。
ドローンの専門家を招いておこなった授業の様子を、四国新聞の記事に取り上げて頂きました。
※下記掲載は四国新聞 2017年9月23日号より
1903年(明治36年)第1回卒業式を挙行した高松商の「平成28年度卒業証書授与式」は商業科242名(1〜6組+定時制)、情報数理科33名(7組)、英語実務科40名(8組)315名の門出です。
今年の卒業式は、これまでになく印象深い卒業式でした。1組2組に運動部員が多くいて、最初から大きな声の返事で盛り上がりました。氏名を呼ばれても返事のない学生や、声の小さな学生が多い年もありましたが、今年のこの学年は団結力が素晴らしい。
商業科総代の証明番号が24,395号、情報数理科総代の番号は150号、英語実務科総代の番号が2,649号でした。これまでの卒業生総数は、34,987名と聞いています。情報数理科は、学科が出来て5年、英語実務科は45年になります。英語実務科も情報数理科も進学組ですが、今では英語実務科出身の医者もいます。
中筋政人校長は式辞の中で、「就職も受験も出来る高商」「部活の高商」と声高に言い続けたが、今年は期待以上の結果が出た学年だったと実感する。とまず卒業生の活躍を称えていました。1.吉田松陰の言葉「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり」。高商の校訓「至誠・剛健・協同・勤労・敬愛」の中の「至誠(ひたすら誠実に)」を大切に。
2.コミュニケーション能力のさらなる磨き。3.人として正か考え方を持つ。ここでは稲盛和夫盛和塾塾長の「人生仕事の結果=考え方×熱意×能力」を紹介していました。中筋政人校長は高商OBです。私が稲盛和夫塾長のシンパと知っていて、私もよく講話などに使われます。
紫雲会岡義博会長も、人工知能やコンピュータの発展で、碁将棋はもはや人間が勝てなくなってきた。人間がこれらに勝るところは、教養など他人の心の忖度が出来るところにある。グローバル化、世界各地に分断と緊張が走る。お互いを受け入れる。至誠・敬愛・協同を心に。
PTA溝渕会長の挨拶も、実に印象的でした。1.自分First、2.未来First、3.Dream First。在校生送辞山田夏鈴の言葉も、少し長かったが感動的だったし、極めつけは卒業生答辞の野口大輔君。自ら泣き虫と言うとおり、途中で泣き出し、こんな答辞はあまり経験しなかったので、私も大泣きしました。
ヨット部キャプテンとしての、自分のふがいなさ。一人親世帯で自分を一生懸命励まし育んでくれた母親に、「おかんありがとう」。その答辞もどうにか終わり、自席に帰る野口大輔君に、卒業生から「だいすけありがとう」の声と大きな拍手が沸きおこった。こんな光景は、初めてだ。
私の時代の進学組は部活も禁止だったが、今は英語実務科に野球部員もチィアガールもいる。この2人のみならず、何人かいるようだ。全校生数が少なくなる中、部員不足も監督部長の悩みの種だろうが、強制する時代にはあり得なかったチーム高商を今日ははっきり見た。実に良い卒業式でした。ありがとうございます。
第39回全国高等学校柔道選手権大会 3月19日、20日 日本武道館
男子団体の部 女子団体の部
個人の部 男子:60kg級、81kg級、無差別級 女子:無差別級
皆様の応援、宜しくお願い致します。
高松商業高校の卒業生である後藤由貴さんを講師に迎え、商業科目「電子商取引」の授業の一環として昨年春より取り組んでいる「楽天IT学校※」。
今年も楽天市場で人気を博すショップ「outletshoes」を運営する地元企業の株式会社菱屋様にご協力いただき、高松商業の3年生が共同開発から販売ページの作成まで行ったパンプスを期間限定で販売します!(1月末まで)
詳しくは、こちらをご覧ください!
http://corp.rakuten.co.jp/csr/it-school/2016/area/57.html
※ 楽天IT学校とは、楽天がインターネットの持つパワーと可能性を伝えることで、起業家精神育成と地域活性化を目的として実施している「出張授業」のことです。
本日3月3日(木)10時より、北体育館において盛大に開催されました。会場内は、ブラスバンド部の荘厳な演奏ではじまり、ノーベル賞を模したと言われている京都賞授賞式のような格調の高いしつらえで、演奏終了後舞台の緞帳が上がり、そこには中筋政人校長先生ら来賓の顔がありました。
卒業生は商業科6クラス(220名)プラス定時制1クラス(10名)、情報数理科1クラス(34名)、英語実務科1クラス(40名)の304名です。卒業生一人一人の名前がそれぞれの担任から読み上げられて、今年の卒業生は例年以上にハッキリした返事を力強くしていました。大変好印象でした。
校長式辞で中筋政人校長先生は、「就職も進学も出来る高商、部活の高商」を名実ともに背負ってきた皆さんに敬意を表します。「これからの進路は皆さんの「心の持ちよう次第」で決まります。心を高めて下さい」と卒業生にエールを贈っていました。
当日配布の高商新聞の校長の挨拶には、ハッキリと稲盛和夫塾長の「六つの精進」にも触れて、経営の神様・稲盛哲学の根底にあるものを一口で言えば、「心を高める」ことだとハッキリ書いています。「六つの精進」のはじめは、「誰にも負けない努力をする」で、私の座右の銘でもあります。
同じように来賓挨拶に立った平木享県議は、事務方の書いた原稿を無視して、「夢をカタチにするためには、高い志が必要。吉田松陰に象徴される陽明学の「知行合一」は、学んで知ることだけではことはならず、実行して初めて成果になる」と考え方や心のありようについて、これまた中筋政人校長先生と同じような迫力のあるスピーチでした。
昨今の首長の挨拶も、原稿のないものが多くなりました。質が求められています。これは日頃の鍛錬を求められるのですが、これをやり続けることは大変です。主催者を覚え、趣旨を理解し、なおかつ誉めなければなりません。
そして真鍋健彦紫雲会会長の挨拶では、「100有余年の歴史を持つ高商は、これまでに3万4千名(34,671名)の卒業生を社会に輩出し、いろいろなところで活躍がめざましい。今日の卒業生にも、大いに期待をしています。今日から君たちも紫雲会の会員です」。大先輩として、卒業生を大いに称えていました。
また祝電披露では、浜田恵造香川県知事の言葉と元教員や出身中学校からとかありましたが、多くはピロティーへ張り出し、1通だけが読み上げられました。その前横山賢治校長の「誇り」に触れた文言がとても印象的でした。来賓は別に、PTA会長、北條勇東京支部長と北畠昭二大阪支部長も臨席くださいました。遠路、ありがとうございました。
高松商高3年伊藤真有紀さん(18)が、全国商業高等学校協会(全商)が主催する会計実務や商業経済などの検定試験全9種目で1級に合格しました。
この検定試験は▽珠算▽電卓▽簿記実務▽ビジネス文書実務(ワープロ実務)▽英語▽情報処理・プログラミング部門▽同・ビジネス情報部門▽商業経済▽会計実務―の9種目となっており、伊藤さんはその全ての種目において1級合格という快挙を成し遂げられました。
おめでとうございます!!
四国新聞記事は下記アドレスから
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/education/20140304000167