
朝日新聞高松総局休波希記者がやって来た
直接の来社目的は、昨年11月15〜17日の明治神宮大会の球場撮影の写真が欲しいというものでした。まわりまわって、私のところまでやってきました。写真と言っても私のカメラは馬鹿チョンカメラで、記者さんが使うような高性能カメラではないのです。
そんなカメラで撮った写真が使えるのかと思うのだが、それでもわざわざやって来た休波希(やすなみのぞむ)記者の熱意に負けて、全部の写真を見せて、自由に持って帰って自由に使って良いと許可を出した。28日の木曜日の香川県版に、掲載されると言う。
なに、では高松商野球部の記事が朝日新聞香川版に連載されるの?「はい今日(24日)から第1回です」。まてよ明治神宮大会の後の全国大会は、「選抜高校野球大会だよな。選抜大会は毎日新聞社主催ではないの」。私は、朝日新聞の休波記者に、思わず尋ねた。
私も知らなかったのですが、春の大会と夏の大会は「相互乗り入れ」しているそうで、選抜高校野球大会に朝日新聞社は協賛(後援だったか)している。それで先の神宮大会でも、優勝戦の敦賀気比戦では、高松商の取材に記者を派遣したと。確かに記者はいたし、下の写真はその時のものだ。
理由はともかくとして、今日からシリーズで高商野球部が記事になっていると聞いて、朝日新聞を買い求めてコンビニへ走りました。半5段の扱いで、写真付きで大きく紹介されています。記事のタイトルは、「軌跡・高商伝統と変革」考える野球で新生となっています。
記事を読むと、今の高商の活躍は長尾健司監督の就任にあると言う、当時の細松英正(62)香川県教育長の言葉が全てを象徴している。「OB外異例の監督人事きっかけ」と、新聞の活字も踊る。これには前横山賢治校長も、深く関係している。インサイダー情報になるから詳細は書けないが、好循環の歯車が回り始めた。
確かに昔のやり方を踏襲していただけでは、今の「強い高商」はなかっただろう。その前に苦労して完成させた、「雨天練習場」のバッティングゲージも大いに貢献をしている。今の高商チームは、どこからでも点が取れる。昔の、3番4番大砲頼りのバッティングとは変わった。
1番の安西翼君から、9番荒内俊輔君・大熊達也君・吉田敬瑚君どこからもヒットが飛び出す。盗塁は、ノーサインでも走る。考える野球をしようとして、選手はもがきながら、成長している。確かに近くで見ていた私も、神宮大会は「幸運」が味方してくれたと思うのですが、一生懸命やっている子らへの神の贈り物か。
新生高商が産まれて今、義務教育課程が始まったようです。私がいた頃(野球部ではないが)のような、先輩から後輩への「愛の尻バット」などはもういらない。夏の練習でも、水を飲むのは禁止でした。今考えると、あり得ない常識でした。肩を冷やすからと、水泳も禁止して、どの指導者もあまり考えていなかった。
このように考えると、昔と真逆をやれば強い高商になるのか。否、私はそうは思わない。この点は、長尾健司監督も同じだ。野球馬鹿を作っても仕方ないことで、「野球を通じて人間の道を学んでもらいたい」。良かったこれがなくては、3〜5年程度の高商天下で終わるだろう。
ホームページ委員会 委員長 松野 誠寛
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四国新聞の読者が投票で選ぶ「2015年県内10大ニュース」の1位に「高松商、明治神宮野球大会で県勢初優勝」が選ばれました!
高商野球部の神宮での活躍は、香川県民の皆様にも大きな勇気と元気を与えてくれたようです。
詳しくは 四国新聞サイトにてご覧ください。 >>>こちら

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高商快進撃の理由の一つに高橋野球塾があった
私の手元に来た、1通のメールをまず紹介します。内容は9月28日(月)のBLOGです。アドレスも、下に貼っています。何とも頼もしい、高橋浩司塾長の存在。
こんばんは(*^^*) 野球塾の高橋です。 秋季四国地区高等学校野球香川大会も、3位決定戦と決勝戦だけとなりました。 野球塾の卒業生も、頑張っています(^^) 今大会、2ホーマーの植田くん、キャプテンでチームを引っ張る米麦くん!
※野球塾硬式ACの時の画像です↓
圭造、響介ベストを尽くして頑張れ ♪───O(≧∇≦)O────♪
http://takahashi-bs.jp/#access
聞くと高橋浩司塾長は、プロ野球引退後津田町でカンパチの養殖をしながら野球少年の指導を始めたそうです。その頃の子供に、白鳥中学校出身者の植田響介君や米麦圭造君、また2番手投手の横投げ右腕の多田宗太郎君、そして植田兄弟の弟植田理久都君らがいたようです。
こう考えると、高松商快進撃には高橋野球塾の存在がおのずとクローズアップされてくる。高松商長尾健司監督の言う「古豪復活」のためにも、香川野球のレベルアップが必要だ。元プロ野球選手の松家さんは、香川中央でコーチをされている。
高橋野球塾はホームページにもあるように、拠点を高松市の六条町に移した。高橋浩司塾長は、小豆島への指導にも出かけているとのこと。私は高橋浩司塾長にお目にかかったこともないが、身近な関係者からの情報提供です。
