作詞 葛原 しげる
作曲 小比賀 虎雄


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緑に映ゆる紫雲山
松に不易(ふえき)の色も濃く
しめすは至誠か剛健か
やがては士魂商才を
矜らん斯界の中堅我等
いざや登らん希望(のぞみ)の高嶺(たかね)



玉藻の浦の明け暮れに
たえず協同勤労を
おしえて息まざるささら波
もとこれ野辺に山川に
降り来て集(つど)へる水の雫(しずく)
解けよ纜富国の小舟



朝日に夕日はた月に
四時の眺の類ひなき
屋島もさとすか敬と愛
今日こそ平和の戦(たたかい)に
備ふる我等に誰か歌ふ
奮ひ起てよと豊(ゆた)けく強く