謹啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
皆様方におかれましては、平素より本校の教育に格別のご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。
さて、今年は本校創立120周年という記念すべき年に際し「120年の歩み つなげよう伝統を 創ろう輝く未来を」というスローガンを掲げ、さらなる飛躍を目指してスタートしましたが、世界的規模で流行している新型コロナウイルス感染症により、これまで誰も経験したことのない長期に渡る休校を余儀なくされるなど、本校生徒達の学校生活は様々な面で多大な影響を受けております。
また、11月24日に挙行される予定でありました創立120周年記念式典並びに祝賀会につきましても、感染予防の観点から、残念ながら中止とさせていただきました。
このような状況下におきましても、母校のことを想う卒業生の皆様などから、多くの温かいご芳志を賜り、11月20日現在におきまして、1,450件、17,631,280円のご寄附をいただいております。誠にありがとうございます。
賜りましたご芳志につきましては、「香川に高商あり」との名声にふさわしい教育施設になるよう、創立120周年の記念事業として、令和3年度中に完成予定である新南体育館の整備支援に活用させていただく予定です。
なお、2口(6,000円)以上ご寄附をいただきました方々につきまして、120周年記念誌をお送りさせていただきます。コロナ禍の影響等により、編集作業に多くの時間を要しており、当初の予定より発刊が大幅に遅れておりますが、来年2月末を目途にお送りできればと考えております。発送時期が決まりましたら、本校ホームページ等にてお知らせいたしますので、申し訳ございませんが、暫くお待ちいただきますようお願い申し上げます。
引き続き、本校に対しましてご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
以上、簡単ではございますがお礼の言葉とさせていただきます。
敬具
令和2年11月24日
香川県立高松商業高等学校創立120周年記念事業
実行委員会委員長 岡 義博 (同窓会紫雲会会長)
PTA会長 谷澤圭介
校長 梶 正司
創立120周年記念事業に関する
ご寄附をいただいた皆様へ
●HPを経由せずに、直接銀行口座へお振込みいただいた場合は、お名前しか確認できません。銀行口座へお振込みいただいた方で、まだ住所等を学校へお知らせいただいていない方は、お手数ですが学校までご連絡をお願いいたします。
●領収書につきましては、郵便振替払込金受領書などのお振込み時の控えを領収書に代えさせていだだいておりますが、別途領収書が必要な場合は、学校までご連絡をお願いいたします。
●2口(6,000円)以上ご寄附をいただきました方々につきましては、120周年記念誌をお送りさせていただきます。コロナ禍の影響等により、編集作業に多くの時間を要しており、当初の予定より発刊が大幅に遅れております。来年2月末までにはお送りする予定ですので、発送時期が決まりましたら、本校ホームページ等にてお知らせいたします。
政府は、2020年秋の褒章受章者を2日付けで発表した。受賞者は775人(うち女性159人)と27団体。県内在住者は、緑綬1団体、黄綬4人、藍綬8人の計1団体12人に吉報が届いた。その中で、金融業を通じて地域の中小企業の発展に貢献した、観音寺信用金庫の須田雅夫理事長(66)が黄綬褒章を受章された。高商48年3月卒、高商120周年記念誌(年内発刊予定)にも、高松信用金庫の大橋和夫理事長との対談記事が掲載されています。たまたまですが、結果を先読みしたHP委員会です。
ホームページ委員会も、記念誌発刊のために観音寺信用金庫へ取材に向かいました。観音寺から高商に、『サッカー』がやりたい一心で松平公益会での寮生活をおくったと聞きました。そのスポーツ少年が、長姉の影響で『観信(かんしん)』に入り、今日まで47年間『地元の発展なくして金庫の発展はない』と考えて、若手の頃から志高く業務に邁進して来た結果です。
観信の入信試験も急遽3月に受けて、そのまま仕事に従事したと聞きました。ここだけの話ですが、入信した時は簿記算盤の資格を持たず、信金に入ってから受験したと。検定試験の日は日曜日で、サッカーの試合日と重なって試合を優先したからと、笑っていたのが印象的でした。観音寺信用金庫は、今年創立100周年の当たり年にあたます。3月が記念日だったのを、正月がめでたいと前倒しで記念式典を挙行。
新型コロナウィルス感染症の影響も受けずに、大勢と共に祝い、次の100年への好スタートが切れたと振り返り、恐るべき強運の持ち主が高商OBで、高商万歳、須田雅夫理事長万歳、観信万歳と思わず万歳三唱です。
また大変な努力家であり、アイデアマンでもあります。『おーるかんおんじ』(どっかーん!!と観音寺を盛り上げ隊)を立ち上げ、2月に羽田空港で観音寺の物産展を開催。コロナ禍で沈滞ムードが漂う中、8月には金庫独自に花火の打ち上げを実施しました。私も理事長室からの帰り道で聞いたのですが、『観音寺信用金庫ソング』まで作っています。一部はプロが歌い、二部はカラオケスタイルです。
恐るべし士魂商才ですが、これらはすべて高商の先生とサッカーから学んだことと、われわれ同窓生を大いに喜ばせてくれました。