
「さあ甲子園」と想定内のこととはいえ、校長室では大勢の報道陣を前にして、中筋政人校長先生が緊張した面持ちで、高野連からの電話を待っています。「第88回選抜高校野球大会の出場推薦をします」「承ります」という内容の電話だったと、中筋政人校長先生はその後の記者との会談で話していました。
生憎の大雨で、選手への伝達式の会場は体育館下のピロティーになりました。大勢のマスコミが来ています。先に小豆島高校の21世紀枠が発表になりました。香川県から2校の出場は過去にもあることだとは思いますが、ここ暫くは聞いたことがない快挙です。
高商の甲子園選抜出場は、明治神宮大会優勝で「確実視」されてはいましたが、関係者の間では「不祥事がないように」と密かに言い合っていました。しかし、不祥事は発表前のみならず、発表後も取消があり得ることですから、あくまでもいつもの生活を平常心で送って貰いたい。
中筋政人校長先生も伝達式で、3月20日までの間、練習と勉強に励むように訓示をされていました。その通りだと思います。野球も、多くのスポーツ同様頭脳戦です。スマフォーゲームでなく、教科学習や野球の本から多くを学んで欲しいと願います。今の時代ですから、野球心理学も面白いのではないでしょうか。
1時間ばかりの大騒ぎで、マスコミも帰り、「さあミーティング」と長尾健司監督が会場を去って行きました。生徒の平常心を保つ。ある意味これからの2ヶ月が、子ども達の将来を決めることになるかも知れません。ある意味楽しみな2ヶ月と言えると思います。
小豆島高校は島を挙げて、応援も盛り上がると思います。島の活性化につながって欲しいですね。高商の出場は、これまた不思議と県民の関心をかっています。卒業生かどうかを問わず、「高商頑張れ」の声が至るところで聞こえて来ます。野球部OBの間でも、「初戦に勝つのが大変」と自分の苦労談も出てきます。
その当時の対戦校が「富山高校」と聞いて、勝ったと思ったら負けたとか。色々な話しで盛り上がった、甲子園選抜出場の発表日でした。明日10時から、早速寄附集めの会議が紫雲会を中心に行われます。20年前は5,900万円集めたとか聞いて、今の時代、下回らないことを祈るだけであります。
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